ノンレム睡眠とレム睡眠
さて、レム睡眠が終わると、またノンレム睡眠とレム睡眠とが組になって出現する。
8時間の睡眠脳波記録のなかに、専門家は約1.5時間間隔の周期的な変化を6回読みとることができる。
1回ごとに同じような現象のくりかえしだから、これを「睡眠周期」という。
1回の周期のながさは年齢差や個人差はあるにせよ、80~110分と一定している。
はじめの2~3回の睡眠周期では、ノンレム睡眠のなかの徐波睡眠(段階3と4)の割合が多い。
ところが、以後はすくなくなり、しだいにあさい眠り(段階1と2)ばかりになる。
いっぽう、レム睡眠は回を追うごとに、1回の持続時間(専門用語でエピソードという)がながくなる。
記憶には残らない程度の断続的な覚醒状態もさかんに出現している。
こうして、成人では一晩羽毛 ふとんでの6~9時間の眠りのなかに、4~6回の睡眠周期をくりかえしていることになる。