ノンレム睡眠とレム睡眠

さて、レム睡眠が終わると、またノンレム睡眠とレム睡眠とが組になって出現する。

8時間の睡眠脳波記録のなかに、専門家は約1.5時間間隔の周期的な変化を6回読みとることができる。

1回ごとに同じような現象のくりかえしだから、これを「睡眠周期」という。

1回の周期のながさは年齢差や個人差はあるにせよ、80~110分と一定している。

はじめの2~3回の睡眠周期では、ノンレム睡眠のなかの徐波睡眠(段階3と4)の割合が多い。

ところが、以後はすくなくなり、しだいにあさい眠り(段階1と2)ばかりになる。

いっぽう、レム睡眠は回を追うごとに、1回の持続時間(専門用語でエピソードという)がながくなる。

記憶には残らない程度の断続的な覚醒状態もさかんに出現している。

こうして、成人では一晩羽毛 ふとんでの6~9時間の眠りのなかに、4~6回の睡眠周期をくりかえしていることになる。

居眠りはノンレム睡眠

昼寝をすると寝つきがわるく、入眠まえの体動が多い。

ところが、夜ふかしをして羽毛 布団に入ると、すぐ熟睡してしまうから、体動がみられない。

もっとも、ノンレム睡眠のときは、筋肉の緊張は完全になくなってしまうわけではない。

寝床に入らないで眠ると、ふかい眠りに入りにくいから、骨格筋はかなり緊張したままである。

だから、せいぜい首がかたむいたり、唇が開いて誕を流したり、立っていられなくなったりする程度である。

いわゆる居眠りは、ほとんどあさいノンレム睡眠だから、手にもった本は落とすことはあっても、本人まで椅子からくずれ落ちるようなことはめったにない。

眠っている間の動き

いっぽう、レム睡眠がたかく評価されるのは、この時期に精神活動が活発だとみなされるからである。

レム睡眠からさめるとしばしば夢が思いだせるのは、そのせいであるレム唾眠にかぎらず、いっぱんに眠っているとき、筋肉はかなり弛緩している。

だから、身体はぐったりしていて、あまり動かない。

高級 羽毛 布団に横になっているとき、入眠直後の熟睡期には、ほとんど体動はない。

しかし、眠りの後半期には体動がしだいにふえ、起床直前には頻発している。

眠っているあいだにも、からだは起きるときにそなえているかのようである。

体動の頻度は、眠りの質にも影響する。

新しい眠りレム睡眠

レム睡眠がいろいろ話題になるのは、1953年までこんな眠りは知られていなかったからだ。

そして、この眠りの評価がいまだに定まらないことがその原因である。

レム睡眠が欠陥技術だとけなされるのは、この眠りの状態で布団 羽毛で眠っても、体温・血圧・呼吸などの調節がみだれるからである。

骨格筋はほぼ完全に弛緻してしまうから、身体はぐったりして動けない。

だから、急にめざめると、いわゆる金縛りがおこることがある。

けいれんや眼球運動が突発的にでてくるのも不自然だ。

そのほか血流調節の変化から、性器が不随意的に勃起する。

子宮も筋収縮活動がいちじるしくたかまっている。

眠りの定義

「徐波」というのは、脳波のなかでもっともゆっくりした大きな波(0.5~4ヘルツ、ただし研究者によってはこの幅に変動がある)のことで、「デルタ波」ともいわれる。

やがて、羽毛 布団 通販での眠りはふたたびあさくなり、「レム睡眠」とよばれる状態にきりかわる。

この眠りは、覚醒のときのような脳波をしめすうえに、眼球が瞼の下できょろきょろ動いたり、顔面や手足がぴくぴくけいれんしたりするので、睡眠らしくない睡眠とみなされ、「逆説睡眠」とか「動睡眠」とかの別名でよばれることがある。

「レム」というのは急速眼球運動の英語イニシャルREMからきた名称である。

後頭部に電極をおくと、PGO波という大きなするどい波が検出できることがある。

PGOとは、ド位の脳である橋、脳の中心部にある膝状体、大脳の後頭、葉のイニシャルをつないだ用語である。

PGO波は、橋から発信された信号が膝状体をへて後頭部で検出されたもの、とされている。

睡眠の進み方

紡錘波の出現が睡眠のはじまり、とされている。

紡錘波の数は、一晩で500個から5,000個におよび、個人差が大きいが、同一人では一定している。

東京都神経科学総合研究所の睡眠研究者阿住一雄と自川修一郎とは、紡錘波の凝の変動が睡眠の経過をよく反映する、という事実をあきらかにした。

羽毛 布団 販売での熟睡期に相当するのは、段階3と4のときである。

これを「深睡眠」あるいは「徐波睡眠」ともよんでいる。

ただし、動物では、徐波睡眠といえばノンレム睡眠全部を指すことになる。

動物の眠りは、ヒトのようにくわしくわけられないからである。

混同をさけるため、人間の徐波睡眠を、とくに「ヒト徐波睡眠」とよんで区別することがある。

眠りの境目

睡眠と覚醒の境界がどこにあるかについては、いまだに專門家のあいだでも議論のあるところだが、便宜的な国際基準が定義されている。

これは、1968年に、アメリカの睡眠研究者アラン・レヒトシャッフェンとアンソニー・ケイルズがつくったもので、人間の睡眠のふかさの程度を、5つの「睡眠段階」に分類するものである。

羽毛 フトンに入ってからしばらくして、段階1から4までの「ノンレム睡眠」が出現する。

数が多くなるほどふかい眠りとなる。

あさいノンレム睡眠、つまり段階1と2の眠りを「浅睡眠」あるいは「紡錘波睡眠」という。

段階1は、ごく短い状態で、入眠をたすけるプロセスだとみなされている。

「紡錘波(睡眠紡錘波)」というのは、13ヘルツ前後の波がいくつかまとまって出現し、開始から中ほどにかけて波高(振幅)が大きくなり、後半にかけてはちいさくなるので、グラフに描くと糸まきの紡錘みたいなかたちになるからだ。

子どもの遅寝について

今や社会生活は1日24時間、週7日間フル活動し、この生活習慣は子どもたちにも浸透しています。


現在日本では3歳児の50%以上が夜10時以降に就寝しています。


遅寝の乳幼児であっても短期的には明らかな異常を認めるわけではありません。


そこで従来、帰宅時間の遅い養育者とのスキンシップを重視する立場から、乳幼児の遅寝を容認する有識者の助言もみられました。


遅寝が発達過程にある乳幼児の体内環境、高次脳機能に及ぼす影響に関する実証的な検討は乏しいのです。


しかし、遅寝では乳幼児の睡眠や血糖値の上昇がみられ、また小学生でも問題処理能力の低下や血圧の上昇が生じます。


子猫を使った実験では、しっかりと睡眠をとることで、脳の神経細胞の間の連絡が強まることがわかっています。


夜間の受光量の増大が、メラトニンの分泌量減少を介して成長過程に影響する可能性が疑われています。


子どもは特に、羽毛 ふとんの中でぐっすりと眠らなくてはなりません。


入眠儀式と夜泣き

「お子さんが寝つくときに必ずしなければならないことが何かありますか?」


・・・との設問に対して、1歳6カ月児で62.4%、3歳児で55.2%で、なんらかの儀式があるとの回答を得ました。


具体的には、指しゃぶり、ほ乳瓶・おしゃぶりをくわえさせる、特定のタオル・ぬいぐるみをそばに置いたり身体に触れさせる、特定の本を読むことなどが寝つきに大切なこととしてあげられました。


これらは、子どもで一般的にみられる現象で問題視する必要はなく、放置してかまわないのです。


日本では夜泣きにより養育者の約60%が悩んでいます。


生後4カ月までの乳児は、体内時計の働きが十分でないため、昼夜のメリハリがはっきりせず、夜泣きになる場合があります。


昼夜の明暗のメリハリをつけ、体内時計が外界の時刻を認識する手がかりがしっかりと子どもの脳に伝わるように養育環境を整えることが大切です。


この現象は成長過程における生理的な一過性の現象であることを養育者が理解することが重要です。


布団 羽毛で夜眠り、昼に活動するリズムが確立された以降も、毎晩同じ時刻に夜泣きをする場合もあります。


小児では成人よりも短時間のサイクルで睡眠が浅くなり、この時に体動を伴います。


これらの動きに養育者が過剰に反応し、抱き上げや授乳を行うと夜の覚醒が習慣として固定してしまうのです。


割り切って放っておくことも場合によっては必要となります。


また食事は体内時計の時刻の手がかりとして重要です。


夜にほ乳することが習慣になると、体内時計がこの時間帯を昼間と認識してしまい、夜泣きを固定させることがあります。


夜のほ乳習慣をなくすには、就寝前に授乳するようにします。


なお昼聞の運動量を増やすと、生活リズムにメリハリが生まれ、夜の睡眠も深くなり、中途覚醒が減ります。


睡眠と体動

今日は体動について。


ノンレム-レム睡眠のサイクルは一晩に何回か繰り返されますが、ノンレム睡眠からレム睡眠への移行は徐々に進むこともあれば、体の動き(寝返り、体動)をきっかけに急激に生じることもあります。


レム睡眠はしばしば体の動きをきっかけに終わります。


2秒以上続く体動の頻度は、新生児ではレム睡眠1時間当たり平均20回、1歳でも1時間当たり平均10回ほど観察されます。


成人ではもう少し減るのですが、それでも5回前後はあります。


羽毛 布団でぐっすり眠っている間は体動はないものと思いがちですが、実際には体動はかなりみられます。


したがって寝相の悪さは基本的に心配ないのです。


唯一の例外は睡眠時無呼吸症候群の場合で、夜間呼吸困難のためにもがき、発汗も多く、苦しくて横になれず上体を起こして眠るようになります。


・・・いわゆる寝相の悪さとは容易に区別可能です。